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(2012年11月1日午前7時04分福井新聞) 

北陸で過去最大、小野グループ3社の負債646億 、総資産偽装か

 

 

 民間の信用調査機関、東京商工リサーチ福井支店によると、会社更生法適用を申し立てられた小野グループ(本部福井県福井市)3社の負債総額は、会社更生法申立書ベース(2012年8月末時点)で約646億1500万円に上ることが31日分かった。

行き詰まりが表面化した企業の負債額としては北陸3県で過去最大となる。申立書では、投融資で生じた損失を内部で貸付金に付け替えるなどして、負債を約200億円減らすなど総資産を偽った決算書をつくり、金融機関に報告していたとしている。

 

 同支店や申立書によると、小野グループは1997年、中堅プレハブ住宅メーカー「ニツセキハウス工業」を傘下に収め、経営再建に着手。しかし、再建が軌道に乗らず2002年に同社は民事再生法を申請した。同グループのニツセキに対する投融資約125億円が損失としてあったほか、同グループが01年ごろから行っていた投資運用でも約121億円の損失が発生していたとしている。

 

 こうした損失が出たため、3社は01年ごろから約10年間にわたって、損失を貸し付けなどに付け替える不正な経理処理を実施、取引先の金融機関には粉飾した決算書類を提出していたという。粉飾した決算内の矛盾を避けるため、海外銀行の預金残高を偽造。設備資金名目の融資を受ける際にも、見積書や請求書を改ざんしていたとしている。

 

 申立書によるとグループ3社の負債内訳はワシ興産(本社東京都)が約404億3300万円、ワシマイヤー(同福井市)が約200億9700万円、アサヒオプティカル(同)が約40億8500万円。同支店によればワシ興産単独でも北陸で過去最大となる。

 

 不正経理の詳細について、3社に対して会社更生法適用を申し立てた福井銀行(本店福井市)は31日、「裁判所の監督の下、会社更生手続きが進められており、申し上げることはない」とコメントした。

 

 


 

 

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