ABCの長所・短所


日本ではABC(活動基準原価計算)は人気がなかった。

日本の会社の多くが、利益に貢献しない製品やサービスを作り続けている。
利益に貢献しない製品やサービスを、顧客中心の考え方から、最近になって、日本でも金融業から採用がはじまり、ABCやABMに対する関心が高まっている。

ABCの長所


・固定費が詳細に算出され、個別原価の精度がUP
・顧客、製品、組織のコスト集計ができる
・コスト改善ための可視化ができる
昔は、直接費が大半を占める時代だった。現代は間接費が多い時代へと変わっているため、間接費が多いサービス業は特に有意義である。

ABCの短所


・ABC原価によりより正確な原価、個別原価の精度はUPするとはいっているが、所詮は配賦計算の範疇からは脱しておらず、配賦計算の限界は避けられない。
・プロセスの洗い出しから分析・改善までのパワーが必要。
・導入に時間がかかるため、めまぐるしい変化についていけない場合がある。

中小企業にとっては、スピードを重視し、「ABCのしくみ」を実行し、評価監視は次のステップで、得られる結果を早く出し、ABCの良い点を認識するのがよい。