会社更生法による倒産手続き


比較的大規模な企業が利用する法的倒産処理手続きである。
  

会社更生法による倒産手続きの特色

民事再生手続きと異なり、現経営陣は交代する。
担保権者も取り込め、担保権の実行は禁止。一般優先債権も取り込まれるため、権利行使は禁止される。
更生計画では、資本、組織変更の組み替えは予定できる。
 
従来の経営陣が信用できず、外部管財人による再建が可能であると考えられる場合、会社更生手続きを選択することになる。また、事業継続に不可欠な財産に担保権が設定されている場合で担保権者と合意がとることが困難な場合は会社更生手続きを選択することになる。

 

 

 

会社更生法による倒産処理手続きの長所

民事再生法会社更生法を比べた場合

・経営陣が交代するメリットは大きい。
・担保権が手続きに取り込まれるため、資産の担保権を実行されてしまうことはない。
・事業の再建に資本と組織の再編が必要な場合に行える。
  

会社更生法倒産手続きの短所

民事再生手続きと比較して、手続きが厳格なため、簡易迅速性に欠けてしまう。

過去5年間の上場企業の倒産
  


Q&A100 取引先の倒産対応マニュアル
阿部 信一郎

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